【待機電力の節約】コンセントを抜く節電効果とリスクについて解説!

エアコンの原理

知っている方も多いと思いますが、エアコンは待機時にも電力を消費します。この待機電力はいったいどれくらい電気代がかかっているのか知っているでしょうか?また、エアコンの待機電力の節電にはデメリットもあることを知っているでしょうか?

本記事では、エアコンの待機電力に焦点を当て、その節約方法とデメリットについて解説していきます。エアコンの効率的な使用と長寿命のために最後まで読んでみて下さい。

待機電力とは

待機電力(またはスタンバイ電力)は、電化製品や電子機器がオフまたはスタンバイモードになっているときに消費される電力のことです。これは、デジタル時計の表示、リモコンの受信待機、デバイスの起動の準備など、機器が完全にオフでない状態での電力消費を指します。基本的に製品のどこかのランプが赤く光ったりしていれば待機電力を消費しています。また、それ以外でも扇風機などの簡易的な家電でも微量ながら待機電力が発生しています。

エアコンの場合でいうとリモコンを受信するためや室内機と室外機を通信するために待機電力を消費します。
(業務用エアコンだと待機電力で圧縮機を温めて故障のリスクを下げたりしています。)

家電の待機電力

まずは一般的な家電の待機電力はどれくらいでしょうか。

ガス温水器(ヒートポンプ式):5.74W
温水洗浄便座(ウォシュレット):1.08W
洗濯機:0.01W
テレビ(レコーダー内蔵型):3.04W(8.12W)
レコーダー(BD・HDD・DVD):1.28W
電子レンジ:0.01W
エアコン:0.55W
扇風機:0.34W
ストーブ:2.82W
パソコン:0.41W
充電器(携帯電話・スマートフォン):0.34W

引用:https://www.smart-tech.co.jp/column/power-saving/taiki-denryoku/

この中で比較するとガス給湯器、テレビの待機電力が群を抜いて高いように思います。
ただし、待機電力5Wの値自体が高いかどうかは個人の感覚によると思います。
あと、エアコンが0.55wと意外に低めですね
待機電力のランキングで調べるとエアコンは3位くらいの電力量だそうです。
上の消費電力一覧と見比べるとあまり一致していませんね。
待機電力の測定方法や機種、年代でこのへんはブレるのであくまでも参考程度ですね。
では私のエアコンでは待機電力はどれくらいなのかを実測したので
紹介します。0.55Wくらいになるのでしょうか。

 

 

エアコンの待機電力はどれくらい?

待機電力の電気代はいくら?

横軸時間、縦軸消費電力のグラフになっています。
とげのような形になっているのは計測器の仕様上なのかエアコン側のものなのかは定かではないですが、とりあえず平均の待機電力を計算してみます。
平均待機電力:0.042W
思っていたよりも低かったですね。
私のエアコンはグレードが低いやつなので高機能なものはついていないのも低い要因だと思います。
例えば、カメラセンサー付きやフィルター自動お掃除機能などがあるともっと待機電力は高くなりそうです。
では、実際の待機電力による電気代はどれくらいのものでしょうか。
1日単位で計算してみます。

■電気代計算式
電気代=単価[円/kWh]×電力[kW]×時間[h]

エアコン待機電力の電気代=25[円/kWh]×0.000042[kW]×24[h]
待機電力による電気代(1日あたり)=0.025円

めっちゃ安くないでしょうか?
コンセントを抜く手間のほうが大きそうです。

1カ月、6カ月、1年の節約効果は?

とはいいつつもシーズンオフ中やしばらく使わない予定のエアコンを想定して、
もう少し長い期間で待機電力の節約効果を見てみましょう。

1カ月:0.025円×30日=0.75円
6か月:0.025円×180日=4.5円
1年:0.025円×365日=9.1円
1年節電したと思ってもたった9.1円の節電にしかなりません。
後述しますが、コンセントを抜く手間やコンセントを抜くことによるエアコン故障リスクを考えるとエアコンの待機電力節電は、やらない方がベターだと思います。
(別の理由で外す必要があれば全然外しても問題ありません。)

待機電力の節電方法

コンセントを抜く

シンプルですが、エアコンの待機電力をカットする方法はエアコンのコンセントを抜くことです。
抜くことで室内機と室外機への電力供給がカットされます。

不要な機能を停止する

多機能な機種限定ですが、カメラセンサやお掃除機能の停止でも待機電力をカットできると思われます。

コンセントを抜くデメリット

コンセントを抜くときの注意

リモコンを停止したあとにすぐにコンセントを抜くのはやめた方がいいです。
エアコンはリモコンoffの指示を受けてからゆっくり圧縮機やファンが停止していきます。
なのですぐにコンセントを抜くと圧縮機やファンが急停止し、故障の原因になります。
パソコンで例えると、シャットダウン中に電源ボタンを長押しして強制シャットダウンするくらい製品に負荷がかかります。

コンセントを挿すときの注意

冬場の話ですが、コンセントを挿した直後にすぐ運転させるのはやめた方がいいです。
今の家庭用エアコンはそこまで神経質に気にする必要はないですが、業務用エアコンの場合はコンセントを挿してから即起動は絶対にやめた方がいいと思います。

■業務用エアコンで即起動がダメな理由

長期間運転させていない場合、圧縮機の中で冷媒が油に溶け込んでしまいます。
この状態で運転させようとすると冷媒が油の中で気化し、冷媒と一緒に油も圧縮機外へ飛んでいきます。油は圧縮機の潤滑機能を担っているので飛んでいくと、焼き付きなどで圧縮機が壊れる可能性があります。そのため圧縮機にはヒータがつけられており、冷媒が溶けないようにしています。このヒータは待機電力で発熱させているため、待機電力カットすると温められなくなります。なのでコンセントを挿した後はヒータが温まるまでしばらく運転させないで下さい。
家庭用エアコンはヒータもないですし、冷媒の量も業務用と比較して少ないためおそらくそこまで気にしなくてもいいと思われます。メーカーの取扱説明書を確認していただければと思います。

まとめると

考え方は↓こんな感じなので私個人としてはエアコンの待機電力を節電したいとは思いません。

以上です。

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