ダイキンうるさらの加湿性能と換気機能を詳しく解説 | 最新モデルのレビューと効果的な使い方

エアコンの原理

夏も終わりに差し掛かり、秋冬の寒い季節には部屋の空気はどんどん乾燥していきます。この乾燥した空気は、肌の乾燥、のどの痛み、静電気の発生など、快適な生活を妨げる要因となります。そんなとき、ダイキンの「うるさら」が登場します。部屋の空気をクリーンにし、快適な湿度を保つための頼もしいパートナーとなるでしょう。
しかし、加湿機能や換気機能は数値的に測定がしにくいものであるので、本当に加湿や換気ができているのか不安に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ダイキンの「うるさら」に焦点を当て、その加湿性能と換気機能について詳しく解説します。最新モデルに関するレビューも掲載し、多くの方が抱く疑問について答えていければと思います。

ダイキンのうるさらの特徴

最上位機種のうるさらXの特徴は以下のようになっています。

加湿機能
無給水加湿で冬場の外気から水分を吸収して、室内に取り込みます。
換気機能
吸気、排気機能が両方備わっている。
AI快適自動
AIを使って、その家その人に合った快適空間を自動で実現。
気流
直接体に当たらないような垂直気流で快適性UP
放電洗浄
夏も冬も室内機を結露水でセルフ洗浄することでエアコン内部を清潔に保ちます。
タフネスさ
外気温が50℃から-25度まで運転可能。
・その他もろもろ
これらの特徴の中で今回は加湿機能と換気機能に着目します。

加湿機能

加湿というと一般的に水を用意して、それを霧状、蒸気にして室内の水分量を上げることをイメージすると思いますが、うるさらでは無給水加湿という方法を採用しています。

■無給水加湿

ダイキンHPより引用
デシカントと呼ばれる乾燥剤に外気の水分を吸着させ、吸着した水分にヒータで熱を加えることで室内に水分を送り、加湿しています。
では、加湿量としてはどれくらいでしょうか。カタログで調べてみました。
例えば、2.8kWクラスのうるさらですと加湿量は620ml/h。
これがどんなレベルなのか分からないので、適当にアイリスオーヤマのハイブリッド加湿器の加湿量を見てみましょう。
アイリスオーヤマHPより引用
一般的な加湿器ですと、500ml/hだそうです。そして9時間ほどで4.5Lの水を使い切って、加湿終了となるみたいです。
こうみると、うるさらの加湿は一般的な加湿器相当以上の加湿能力があるように見えます。
ただし、一点考慮しなければいけないことがあります。
うるさらの加湿量は外気の乾球温度7℃、湿球温度6℃のときの加湿量だそうです。
(この温度条件はJIS規格で定められている暖房の標準温度になります)
7℃/6℃というと相対湿度で86.6%となり、なんだか加湿するには有利な条件にみえますね。
実際どうなのかは後ほど詳しく説明します。

換気機能

ダイキンの「うるさら」の換気機能の特徴を分かりやすく説明します。

うるさらは給排気ホースがついているので、外の新鮮な空気を取り入れたまま冷房暖房を運転したり、室内の熱気やにおいが気になる場合は排気しながらエアコンを回すことができます。
たまに勘違いしてる方がいるみたいなのですが、基本的にエアコンは室内の空気を循環させているだけで外気は取り込んでいません。車載エアコンは外気取り入れがあるのでそこと混ざってるのかな。

ちなみに換気には3種類の方法があるのをご存じでしょうか。
以下のように第1種換気(給排気)、第2種換気(給気)、第3種換気(排気)があります。
うるさらは給排気同時にはできないため第2,3種換気になります。

第2種換気(給気)

2種は給気のみで排気は行わない方式です。
給気だけなので外から入ってきた空気分だけ、家のすきまなどから抜けていきます。
つまり隙間風などがなくなるため、冷暖房運転時には効率的に換気ができるでしょう。

第3種換気(排気)

3種は逆に排気のみで給気を行わない方式です。
排気はせっかく冷やしたり、温めたりした空気を外に出す+隙間から不快な外気が給気されるため冷暖房運転と同時に行うには不向きです。(そもそも暖房時は排気換気できないみたいです)

使いどころとしては、夏の帰宅直後の熱気を排出したり、部屋のにおいが気になるときに使用するのが良いでしょう。帰宅直後の熱気の排出は電気代節約の観点でも非常に重要なのでぜひ有効活用してみてください。(AI快適自動運転や換気自動設定時は自動的に排気されるみたいです)

うるさら購入者の声

うるさらのレビューは以下のようになっています。
価格コムの点数的には4.5~5.0点くらいとかなり評価は高いようです。

パワフルでとてもよく、機能も充して、また購入したくなった。
・フルパワーだと当然音は大きくなりますが、不快には感じません
・概ね満足であるが、加湿機能は効果が感じられない
・室外機はかなり大きい。高さもあるので、狭いところに設置する場合は注意が必要。
・機能に関しても、十分な性能で主に夏に稼働させていますが不満を感じたことはありません。
音に関しても静かです。強風にするとさすがに少しうるさくはなりますが、基本的に静音であると感じます。
基本的には良く冷えて、良く温まって且つそこまで音も大きくないとの評価が多かったです。
ただ、人によっては音が気になったり、室外機のサイズが大きいため設置場所を確保しておく必要があるなどの注意がありました。性能がパワフルな分、音が大きくなったりサイズが大きくなることは多少あるようですね。サイズ重量に関しては施工業者様もつらいとのことです。。

最後に加湿効果が感じられないという声に対して、少し考察してみようと思います。

加湿効果について

最初にも書きましたが、
うるさらの加湿量は外気の乾球温度7℃、湿球温度6℃のときの加湿量となっています。

7℃/6℃は相対湿度で86.6%でかなり高湿度な条件じゃないと加湿できないのかと見えるひともいると思います。私もそう思いました。

ただ、湿度86.6%というのは気温によってとらえ方がかなり変わってきます。
例えば35℃の真夏で雨が降った後に湿度86.6%になったときと7℃で86.6%だと空気中の水分量は約6倍違います。温度によって飽和水蒸気量がちがうので水分量も変わってきます。この水分量のことを絶対湿度と言います。
乾燥剤が水分をどれくらい吸着できるかは空気中にどれくらい水分があるかで決まるはずなので本記事では絶対湿度を比較することで実際の加湿量の実態を見ていきます。
例で2022年の大阪府の月別平均気温、湿度から平均絶対湿度を算出。
月は暖房をつける目安の気温20℃以下の月(10月~5月)をピックアップしています。
うるさら条件というのは7℃/6℃時のことです。また、カタログに湿度が20%下がると加湿量も20%下がると表記されていたの気温7℃湿度66.6%も載せています。
上記からうるさら条件の7℃/6℃の絶対湿度がどこに位置しているのかは見てみます。
この結果から分かることとしては、10,11,3,4,5月はカタログの加湿量は出ていそうで、
むしろカタログ以上に加湿する可能性があります。
ただし、一番乾燥している12,1,2月はうるさら条件から20%湿度低下した条件よりも低いため
(カタログ加湿量-20%)からもう少し低いところの値で加湿していると思われます。
気温が低い時期は一般的な加湿器と併用で加湿することでより快適な空間づくりができるのではないでしょうか。

まとめると

シロウトの浅はかな考えで絶対湿度で加湿量を比較しましたが合ってるのか不安です。
ご参考までに。

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